管理人はもう10年以上ディズニーランドに行っていませんが、YAHOOニュースおよびX(旧Twitter)で記事が出ていましたので、それについて記載したいと思います。ほぼ雑感です。すみません。
(YAHOOリンクはこちら、オリエンタルランドHPリンクはこちら)
〈入場者数の推移(TDR全体)〉
2004年からのデータによりますと、入場者数はコロナ禍までは順調していましたね。その後、ピークだったところまでは戻っていませんが、回復傾向であることは間違いなさそうです。
それにしても凄い入場者数ですね・・・きっとリピーターが尋常では無い数でいらっしゃるのでしょう。
〈客単価は?〉
同じく2004年からのデータを持ってきました。
やはり、飲食代やグッズ販売につかう金額はそれほど伸びていませんが、チケット収入の伸びが顕著です。ここが若者のTDR離れの原因とみていいのではないでしょうか?
しかし約20,000円とは、なかなか気軽にいける場所ではないですねぇ。管理人が高校生のときは約10,000円(体感もそれくらいでした)ので、倍近いです。
ご家族連れだと10万円程度を覚悟しなければならず、「だったら旅行行った方が良くない?」となりそうな気もします。
〈お客さんの属性は実際変化してるのか?〉
・男女比:圧倒的に女性が多いですね。まぁそうですよね。女性だけのグループも多い印象です。
・年代:グラフでは「18歳から39歳」が大幅に減り、「40歳以上」が増加する傾向が確かにありますが、中高校生や子供は思ったより減っていない印象です。みなさんはどう感じますでしょうか?
・ということは、「18歳~39歳の女性」が行かなくなっていると考えることはできないでしょうか?背景として想像するには
①必要な費用が高すぎる?
②テーマパークに限らず他に有力な競合先がある?
かと思います。USJの台頭や、何回も行って飽きてきたとか、美容やその他の使途にお金を使いたい とか、そういうことなんでしょうか。
〈USJはどうなの?〉
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)との比較では、USJが若者をメインターゲットにしたアトラクションやイベントを展開している一方で、ディズニーは全世代をターゲットにした内容を提供しています。しかし、若者にとってはUSJの方が魅力的に映る傾向があり、これが「ディズニー離れ」を加速させている要因の一つと考えられます。
「USJがターゲットにしている若者」こそ、「18歳~39歳の女性」かも知れませんね。新しい企画や世界観を打ち出すなど、マーケティングではUSJの方が圧倒的に上手い印象です。管理人もは10年以上前に行ったことがあり、その際は特に何も感じませんでしたが・・・。有名なな森岡氏が関与してから大きく変わったようですね。
〈オリエンタルランドの株価は?〉
東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランド社の株価推移はどうでしょうか?
アベノミクス以降、非常に順調に推移しています。チケット代値上げも「渋々ながら受け入れられている(=関東圏に同レベルの同業競合がなく、ユーザーは受け入れざるを得ない?)」のでしょうか。
管理人の個人的には、客単価の伸びにくらべ、株価だけが上がりすぎているように見えますので割高銘柄ではあるように思います。それでも上昇を続けているのは事実ですので、客単価の引き上げは上手くいっていると評価せざるを得ないでしょう。
〈まとめ〉
「若者のディズニー離れ」というワードを見たとき、管理人はチケット代が高くなり過ぎて中高生が行かなくなったものと直感的には思いました。でも、資料を読み解くと「18歳~39歳(の特に女性)」が現象していることが分かりました。
やっぱり、関東圏の中高生にとってディズニーは特別な場所であることは今も昔も変わらないようです。青春が懐かしいなぁ と思った次第です。
雑感に最後までお付き合いいただきありがとうございます。ではまた。